教員。妊娠。出産。子育て。

高校教員として働く私の、妊娠、出産、子育て、勉強についての備忘録。

産前休暇期間って短くないですか

 あと二週間ほどで、産休前の有給期間に入ろうとしていますが、仕事、忙しさMAX。

 試験作成に、試験範囲までの授業は何としても終わらせなければならないので、まだ終わっていないクラスは黒板の縁にしがみついての授業。声出すのと立っているのは正直きついです。たまに座りながらするのですが、立ったり座ったりは却ってつらい。

 それにしても、法定の産前休暇期間って、短くないですか。予定日の6週前って、本当にギリギリですよね。体調が割と良い方の私でも、6週前ギリギリまで職場に行く気にはなれないのですが…。こんなんだから、「やっぱり自分には仕事と子どもなんて無理だわ」って退職を決めてしまう女性が多くなってしまうのではないでしょうか。

 男性でも女性でも、当事者になったことのない人で、産休育休がどれくらい取れるのかを知っている人は少ないようです。今日も帰りに、いつから休みに入るのかきかれました。法律上では6週前からなんですよと言うと、みんなたいていびっくりします。私はその前に有給を追加で2週間ほど取ります。それでもようやく2ヶ月前。今でも本当に正直毎日の出勤帰宅がきついです。

 なんだか弱音ばかりになってしまいました。でも、「みんなやっているんだから」で済ませていいのだろうかと思います。やっぱり、きついものはきつい、無理なものは無理、と声を上げていかないと、現状ってよくならないし、これからの人たちにとってもマイナスだと思います。

 「みんな(出来る人は)やっている」し、「みんな(我慢できる人は)我慢している」だけで、その結果が現在の状況なわけですから。やっぱり全ての女性にとってはハードルが高いのではないでしょうか。「続けたいけれど一歩引いてしまう」という女性を少しでも減らせるように、職場の環境や雰囲気から、国の制度まで、自分にできることから、働きかけていきたいです。