本当の「夏休み」
なんとか出産前最後の授業を終え、テストまでこぎつけました!あとは採点がんばれば、かなり優等生の妊婦じゃないかな。明日のテストは午後からとの決定です。
— たにこ (@nicotanico) 2014, 7月 10
とはいえ、採点終わっていない=成績出していないので、出るまでは仕事します。でもだいぶ気が楽です。自分の産休(含有給)期間と、仕事の区切り目がちょうど良いところでやって来たのもよかったのかもしれません。
思えば、ここまで束縛が少ない夏休みって、物心ついてから人生初かもしれません。小中高は、習い事だ、部活だ、合宿だ、大会だ、夏期講習だと何かしらあったし、学生時代もサークルの練習、合宿、演奏会で忙殺されていたし、教職ついてからも部活だ、合宿だ、大会だ、夏期講習だ、勉強合宿だ…と更に忙しくなり…結局「夏休み」というものは授業が無い代わりに何かを忙しくする期間以外の何物でもなかったわけです。
それが、今年は本当の「夏休み」がやって来る!これは人生の最初で最後の夏休みかもしれません。子ども一人いると、二人目からはのんびりできなくなるといいますし。次に休めるのは、子どもが独立して自分も退職した後でしょうか。ちょうど、今の自分の母親のような。ふた月に一回は海外旅行に行っている気がします…うらやましい。夏休みというよりは、長い冬休み、という趣です。ちなみに母も教員でした。
教員って、夏休みでも一週間続けて休めることなんてありえません。少なくとも私はそうでした。「授業ないからできるでしょ」って、いろんな仕事をやらされるわけです。しかも、主要教科は授業ないどころか夏期講習2タームありますから。更に主要教科は入試問題作成もありますから。作成って、「作る」だけじゃないんですよ。会議するんです、何回も。(それは冬まで続きます。)…全然夏休みじゃないんですよね。あとは部活やってたら終わってしまいます。しかも夏休み中は土日の観念が消失するので、よけいに忙しいです。
おっと愚痴になってきてしまいました。今年は、そういうものから解放されるので、本当に自分と家族のための時間が取れるということなんです。希少な機会として、大切に過ごしたいと思います。