教員。妊娠。出産。子育て。

高校教員として働く私の、妊娠、出産、子育て、勉強についての備忘録。

仕事納め

 

 ついに、本日を産前の出勤最終日とすることができました。いろいろと終わらない限りは休みに入れない感じだったので、納得のいく終わらせ方ができて、すっきりです。

 「まだ来てるの」「はやく休みなよ」等、いろいろ言われたのですが、だからといって代わりに誰かがやってくれるわけではないのが現実ですから。後任の方に迷惑かけることは、生徒に迷惑をかけることなので、やはりやらなければならないことはやっておかないと自分も気分が悪いのです。安心して休めないというか。

 少し話は逸れますが、仕事の面で、妊婦は、「がんばらなさ過ぎても」「がんばり過ぎても」迷惑な存在です。

 まず「がんばらなさ過ぎる」とは誰も口には出さないわけですが、でも何というかもうちょっとこう、周りに配慮してもいいのでは?と思わされざるを得ないシーンもあって(基本的に本人の言動によるところが大きいと思います)、実際のところがどうなのか難しいところですが、いろいろな受け止め方をされてしまう場合があります。

 次に「がんばり過ぎ」です。周りに気を遣いすぎるあまりに無理をしてしまい、結果体調が悪化して入院や予定外の自宅療養を余儀なくされてしまうこと。また逆に、体調が良く元気なので妊娠中もそれまでとほとんど変わりなくバリバリ仕事をこなしてしまい、休みがちになった妊婦はサボっているように見えてしまう、もしくは休みにくい雰囲気を作ってしまうこと、などが考えられます。

 自分はどちらかというと元気にやってしまったタイプなので、後進にはよくないことをしてしまったかなあという自責の念に駆られています。ことあるごとに、「妊婦は人によって千差万別で、自分はたまたま偶然調子が良いだけであって、人によって体調の悪さは全然違うみたいですね」と言ってきてはいるのですが。結局、何しても迷惑なんですよね。そこは自覚しておいていいと思います。あと、「自分は迷惑かけている」と態度に表わしていると、あえてその人に「迷惑だ」という人はいなくて、逆に優しくしてもらえます(笑)。

 とにかく、今日はやりきったという達成感があります。これからしばらくは、長年ほったらかし状態だった自分と家族のことに集中させてもらいます。