母乳についてのいろいろ
娘も約1か月半になりました。育児生活は1か月を迎え、だいぶ身体も心も慣れてきました。授乳していて思うのは、「母乳って、赤ちゃんの単なる食事じゃないなあ…」ということです。もちろんミルクでもそうかもしれませんが。
鎮静剤・睡眠薬
うちの子は、どんなに大泣きしていても、おっぱいを口にふくむとピタッと泣き止みます。どのお子さんもそうだとは限らないのかもしれませんが、うちの子は100%泣き止みます。もう何か麻酔的な成分が入っているのではないかというくらい、即効です。
心の栄養
そして、どんなに機嫌が悪くなったり不安だったり悲しかったり?しても、母乳を飲んだ後はけろっとしています。まるで、リセットボタンを押されたかのように。ごきげんになる(もしくは眠ってしまう)のです。
(しかし、今日は、飲んだあと10分くらいぼうっとしてまた泣き始めるということが、夕方から0時近くまで続きました…その後また早朝まで断続的に…)
このことは、育児経験のある方は当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、私にとっては不思議で興味深い反応でした。
授乳初期(最初の一週間くらい)はこれらのことがよくわかっていない上に、乳首を痛めているので、なるべく授乳間隔を空けたくてなんとかあやして泣き止ませようとして追い詰められていった気がします…。「千のナイフが胸を刺す」というフレーズが浮かんでは消えた日々でした。
乳母に納得
古文によく乳母(めのと)というのが登場します。日本では古来から、身分の高い女性は自分で母乳をあげず、乳母に子育てを任せていたわけですが、私は今までどうして自分の子を自分で育てないのだろう、と思ってきました。しかし、今にしてみればわかります。母乳をあげるということは、やんごとなき女性が行うべきではない苦行なのではないでしょうか。これまで何不自由なく生きてきて、10代前半で出産することも珍しくなかったのですから。そこだけ痛みや努力を強いることはないわけですね。自分がやってみてやっと理解できた気がします。
最後に
最後に、授乳生活を行っていく上で得られた実感を書いておきます。
明けない夜がないように、寝ない赤ちゃんはいない!
授乳を続けていれば、必ずどこかで赤ちゃんは寝てくれます。
以上、ようやく寝てくれた午前4時に…。