新幹線で実家に帰りました。
おとといまで、数日間、実家へ帰ってきました。実は娘が生後二ヶ月の時にも突発的に実家へ帰ったことがあるので、二度目の帰省です。
夫は仕事のため、一人で子どもを連れて帰りました。というよりも、夫が仕事をしている間にちょっと帰ってきたという感じです。
乳児を連れての遠出は億劫に感じますが、二ヶ月前は下調べをしたら何だか行けそうな気がしたので、思い立ったら吉日とばかりに飛び出してきました。
一度行ったら気が楽になるもので、今回はあまり焦らずに行けたかなと思いますが、大きな違いは、ベビーカーを持って行ったことでした。(ベビーカーの扱いについては今回書ききれなかったので、またの機会に…。私はエアバギーにマキシコシセットのかさばる(迷惑ともいう)タイプでした。とにかく車両の先頭は置く場所がありません。置くなら車両の後ろしかないですね)
以下、東海道新幹線(のぞみ)に乗った経験の覚え書きです。
新幹線内の授乳には、「多目的室」が使える
身体の不自由な方の使用が優先されるのですが、東海道新幹線の場合は、11号車に多目的室があります。車椅子の方も使える広めのお手洗いの隣にあり、外側は同じ造りになっています。円形のドアで、まるで秘密基地のようです。チケットの座席指定は、「11号車もしくはその近く」と言うと、よいように取り計らってもらえます。
ちなみに、ファミリーが移動する時期・時間帯は、授乳需要がかち合ってゆっくり使えないのではないかと思われるので、あまり赤ちゃんがいなさそうな時期・時間帯に移動すると良いと思います。深夜になるとちょっと赤ちゃんがかわいそうなのですが、寝ていればそれでいいですし…。
私は、年末の帰省は、
下り:12月23日(火) 夜22時着
登り:12月27日(土) 朝10時着
で行ってきました。
下りは、祝日とはいえ、夜間ともいえる時間帯の下りには乳児連れの親は皆無で、わりとのんびり多目的室が使えました。
問題は、帰りの登りです。この日は仕事納め後の土曜日ということで帰省する人が増え始めることは予想されたのですが、実家の最寄駅から新幹線の駅までがどの時間帯も激混みな為、休日の早朝を狙う作戦にしました。狙いは大筋で当たり、ローカル線ではベビーカーが潰されるようなことはありませんでした。平日ならこうはいかなかったでしょう。
心配だったのは新幹線ですが、ホームですでに小さい子連れの家族を目撃。乗ってみると、自分を含めて3組が多目的室を利用しました。けっこうせわしない感じです。実際、私が授乳中にノックを二回されて、(すぐには出られないので)しばらくして応答したら、「もういいですか、いつ終わりますか」という感じだったので。
ちなみに、品川駅の新幹線改札の前辺りに、きれいそうな授乳室がありました。乗る前や降りた後に不安な時はそちらを利用してもいいと思います。
授乳室 補給と退路
乳児を連れての外出は、戦争と同じで「補給と退路の確保」が重要ですね(キングダムの受け売りですが)。ポイントは、授乳室のきれいさや充実度ではなくて、「かち合わないこと」だと感じています。同じような場所にあるならば、なるべく子連れママが好みそうじゃない方、なるべく行かなさそうな時間に行くことをオススメします。
例えば、有楽町ならば、MUJIとビックカメラだと、MUJIの方が絶対きれいで個室数も多いのですが、それだけ使いたい人が多いのです。ビックカメラは、授乳室は一つですが、おむつ替え台とチェアだけ置いてあるやたら広い個室があり、他に使っている人に会ったことがありません。(ただし、階段の途中にあるのでベビーカーだと不便です)
銀座ならば、三越と松屋だと三越の方が新しく子連れママに人気のカフェやレストランと同じ階なので、行列になります。松屋はファミリーというイメージが無い(?)ため、授乳室もオムツ変え台もけっこうきれいで大充実しているのに、あまり混んでいません。
ちなみに、私が銀座でオススメなのは、プランタン銀座の授乳室です。あまりきれいという感じではなく、デパ地下の一画にあるため、混みません。
今度、授乳室についても自分なりにまとめたいと思っています。
年末年始、お子様連れの方は移動がスムーズにいかれますように!