教員。妊娠。出産。子育て。

高校教員として働く私の、妊娠、出産、子育て、勉強についての備忘録。

シドニーの授乳室・ベビーカー ※3/7追記

オーストラリアは移民が多い国ですが、シドニーにいると、本当にここはアジアの一画だということを感じます。今街中は旧正月のお祝いムード一色です。中国からの移民が本当に多いからでしょう。昨日は爆竹の音が何度か響き渡りました。チャイナタウンはもちろんのこと、その周辺にコリアンタウン、タイタウンも小さいながらあり、夜になるとそれぞれのメインの通りは歩行者天国になって露店が出て、踊りなどのイベントをやっていました。


f:id:nicota:20150215121746j:image なんだかんだでシドニーへやってきて一か月経ってしまいました。ここまでで、乳児を抱える身としてわかった授乳室事情について、簡単ではありますが残しておきます。 オムツ交換台・授乳室 長時間のお出かけには億劫になってしまうというのは日本と一緒です。特に、赤ちゃん用の設備が整っているのかどうかということが大きく関係してきます。 結論からいうと、少なくともシドニーのCityと呼ばれる市街地は、「おむつ交換台」はたいていのところにはあるという印象です。 問題は授乳室です。日本ではデパートなどで「赤ちゃん休憩室」と表現されるものが、「parents room」にあたります。授乳室とおむつ交換台、電子レンジ、流し台などがあります。ただ、これはどこにでもあるわけではありません。 私が見つけたのは、まず空港と、それから、ダーリングハーバーという、お台場みたいな観光地です。(オペラハウスが見えるシドニーハーバーの方には私は見つけられませんでした)※後に、pitt streetモールのWestfield(百貨店)、NSW州立美術館でも発見しました。高級百貨店にはあるようですが未確認です。。。まとめると、私の確認した授乳室は、以下の通りです。

  ダーリングハーバーのシドニー・ビジター・センター

ダーリングハーバーには、湾を囲んで公園やショッピングセンター、レストランが並んでいます。街に近いところには、かなり広い子ども用の遊び場や水遊びができる噴水のある公園があり、その近くに観光案内所であるシドニー・ビジター・センターがあります(市内に二つあるうちの一つです)。
f:id:nicota:20150215124507j:image そのすぐわきに、「parents room」があります(写真が横になってしまって申し訳ありません)。屋外施設のようですが、隣には救急室もあり、常に人の目がありそうなので安心です(夜間は閉まります)。ここは、私が知る限り唯一個室がある授乳室です。カーテンがついています。(※後に百貨店の方が扉のある個室で、当然がらきれいなことに気が付きました。) f:id:nicota:20150215121910j:image
 
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ハーバーサイドショッピングセンター

次に、湾を囲んでほぼ反対側にあるショッピングセンターの中です。ここは、1階と2階に「parents room」がありました。写真は1階のものです。私が知る限り一番きれいな授乳室です(※後に、百貨店のものの方が当然ながらきれいなことに気づきました)。ただし、カーテンなどが無く、ソファがあるのみです。子どもが遊べるように、壁におもちゃが付いています。 
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Westfield(百貨店)

広々とした「parents room」の中に、木の扉が付いた個室が三つも!ありました。写真はその中の一つの個室内です。全体写真は他の利用者がいたため撮りませんでした。休日などはそれなりに混みそうですが、日本のように長蛇の列にはならないような気がします。


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NSW(ニューサウスウェールズ)州立美術館

ここはこじんまりとしながらも美術館らしいアートを感じる「parents room」。ここはそれほど混まないし、一人で個室のように使うと非常に落ち着きました。穴場です。おすすめ。


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 「parents room」で問題なのは、parentsなだけあって、男性も当たり前のように入ってくるということです。日本だと、おむつ交換スペースに男性がいることは珍しくなくなりましたが、授乳スペースは完全に男子禁制になっています。しかし、ここはソファが置いてあるだけなのです。 ただ、このように「parents room」があるだけまだましで、普通は無いようです。そのかわり、オムツ交換台はほぼどこにでもあります。これはどういうことかというと、つまり、「授乳に個室は必要ない」という考えなのかな、と思います。結構みんな、カフェとかベンチとかで授乳してしまうんですよね。布で隠せば問題ないし、誰も気にしないようです。日本でもまあそうなのですが、少数派じゃないかなと思います。私はまだやったことないのですが…。

 

 ベビーカー

「ベビーカー」は和製英語で通じず、「stroller」といいます。大型のものは「buggy」とも言うそうです。私が持参したベビーカーは、日本で使っていたエアバギーにマキシコシをセットしたものなのですが、こちらに来るとエアバギーは全然「buggy」ではないなと思います。 日本でこのセットを使っていると(よく見かけはするのですが)正直目立ちます。三輪で車輪も大きく、マキシコシを設置する位置がかなり上の方なので、高さもあるからです。しかし、シドニーにいると、コンパクトで良いストローラーだねそれどこの?という感じです(実際知り合った日本人ママにそう言われました)。エアバギーは日本国産ですし、マキシコシもこちらでは流通していない模様です。 

私が知っているものでは、STOKKEを使っている人をよく見かけました。それも、エクスプローリーという、大型のものを普通に使っています。それどころか、更に大型モデルのクルージも何度も見かけました。ベビーベッドを取り付けたような巨大なベビーカーです。これは今まで東京で見たことはありませんでした。バリアフリーだし、スペースに余裕があるからなのでしょうか。 

 

空気

 子どもにはとかく優しいといわれるこの国なのですが、一つ、これは日本(東京?)よりも酷いなと思うことがあります。それは、喫煙です。路上喫煙が異様に多い!男女問わず。ポイ捨て当たり前。昔の日本みたいです。一時は通りを歩くのが嫌になりました。今は公園を中心に散歩しています。  街全体は、若いひとが多く、赤ちゃん連れも多いです。娘もずいぶん大きくなったような気がします。娘の成長についてはまた次の機会にでも書きたいと思います。