宿題
この季節、教員は生徒から宿題をもらいます。
入試問題、という宿題です。
推薦入試が本格化してくると、大学の説明会で過去問をもらったものの、答えが付いていないので合ってるかみてほしい、という生徒がやってきます。
一般入試は赤本があるのですが、推薦入試は情報が少ないんですよね。
今ある仕事をするだけでも全く時間がないわけですが、いつも「いいよ」と受け取ってしまいます。
むしろこういう仕事が好きで、教員やってるようなものなので、事務仕事があるからといってこういうのを断ってしまうと、本末転倒になってしまいます。無理して続けている意味がなくなるというか。
まあ、ひとにいわせるとこっちの仕事の方は「末」で、「効率悪い」ということになるのでしょうが…。
合理性や効率だけを求める生き方を否定し続ける唯一の教科が、国語だと思うので、仕方がないですね。
そもそも効率とか考えていたらこの仕事していないわけです。効率が一番良いのは数学でしょうか…。だからかはわかりませんが、数学の教員はいつも効率のことを考えているし、それに対して厳しいところがあります。仕事早いですし。
少しは見習わないといけないのでしょうね…。