教員。妊娠。出産。子育て。

高校教員として働く私の、妊娠、出産、子育て、勉強についての備忘録。

我が家の教育方針

教育方針というほど大層なものではないのですが、「女の子が生まれる」と分かってから、わが家ではある一つのことを守っています。

決して、それが素晴らしいことだとか、お薦めしようと思っているわけではありません。それは、いってみれば、わが子に対してだからこそ行える我々夫婦の一種の実験なのです。

それは、「子どもにピンク色のものを買わない」ということ。それだけです。


以前書きましたが、シェリル・サンドバーグ(あんな不幸が起ころうとは、考えられませんでしたが…)の「LEAN IN」を読んで以来、女性の人生には「ピンク色の扉」が用意されている、という部分が気になっていました。夫もそうだったようです。

自分達の子どもをどう育てようか、となったときに、まず、「ピンクをやめてみよう」ということになりました。

とはいっても、お祝いで頂くものは、ピンクだったりするわけです。それは大切に使わせていただき、自分達が選んであげるものは他の色にしよう、なるべくいろんな色のものにしてあげよう、ということです。「女の子だから、はいピンク」という、思考停止のピンクはやめてみよう、ということなのです。その結果、やっぱり娘がピンクが好きというならそれでかまわない。でも、親としては、なるべく色々な選択肢を用意してあげよう、と。

人間は、ジェンダーから完全に自由に生きることはできません。できないからこそ、せめて親はそのことに自覚的でいたい、と思っています。

この前夏物を買い足しに行ったら、こんな感じになりました。暖色が少ないですね。夏だからいいか…。Tシャツは男の子のものが多くなってしまいました。カメラをかけてるみたいなのとか、ロゴTがかわいいです。

H&Mで服を買いすぎた写真f:id:nicota:20150530142436j:image