教員。妊娠。出産。子育て。

高校教員として働く私の、妊娠、出産、子育て、勉強についての備忘録。

新生児期育児を軸に、教員の仕事を考えてみる。

産後3ヶ月までに思ったことで、文字にするのを忘れていたことを書き残しておきます。

新生児のお世話の大変さは世間で言われている通りですが、よく「父親の仕事より大変」的なことも書かれたりしていますよね(父親の立場から)。
私は一般企業で働いたことがないのでその辺はよく分かりませんが、教員は一通りやってきたので、それと比べてこう考えました。

新生児期育児をしてみて思ったのは、「大変だけど、あの日々に比べたらまだましだな」ということです。

仕事の大変さでいうと、
(前提: 文系主要教科、週17コマ授業、教科書3種類以上)

担任補習部活持ち>新生児期育児
≒担任なし部所付き部活無し残業有り
>担任なし部所付き部活無し残業無し(現在)
>非常勤
となります。ちなみに、新生児期育児は24時間、仕事は帰宅してからの家事育児負担は除外して、単純に労働部分だけと比較しています。

担任持ちフルタイム残業∞の時が一番苦しかったですやはり。肉体的にも、精神的にも。新生児期育児はそれよりはましで、子ども一歳になって離乳してからは、フルタイムで働いても担任とか無いので、もっと楽です。

育児は24時間、といっても、他の仕事に追われながら迫り来る授業へ向けて予習もコメント書きもしなくていいし、何時間も大声出さなくてもいいし、やらない生徒や余計なことをする生徒をを叱らなくていいし、メンタルヘルス系のケアや親への対応に苦慮しなくてもいいし、とにかく毎日気が楽(相対的に)。

この辺はまた別の記事にしたいと思います。

そんなにいうならこの仕事向いてないんじゃないの、とも思われますが、逆に毎日緊張感持っていない方がこの仕事は危ないと思います。

子育ては、親は自分、というところが自分の仕事との最大の違いです。この感覚は、教育関係者以外はあまり感じないところかもしれません。

ところで、人生の転機がやって来ました。
詳細はまた落ち着いたら書きたいと思います。