産後三ヶ月間にお世話になったYoutube
娘は、最近すこしずつ、歌らしきものを歌えるようになってきました。それで思い出したことがあります。
産後自分を救ってくれたYoutubeについて、書こうと思って忘れていたことを書きます。
元々夫が捨てたがっていたので、出産前の引っ越しを機に、アンテナを繋がずにいたところ、生活の質が上がったような気がして、私も納得。そのままひとに譲ってしまったのです。
たまに観たいテレビ番組はあるのですが、本当に観たければ、今のご時世いくらでも観る手だてはあるので、特段不自由なこともなく、二年程過ごしています。
しかし、産後子どもの首が据わるまで、片手すら自由に使えなくなると、本も携帯も、パソコンも、ほとんど触れなくなってしまいました。そのくせ子どものために何かできるかといったら、たいしてできない毎日です。
それでも何かしてあげたかったのですが、例えば語りかけを毎日何時間もすることは難しく(モチベーション的に)、覚えている文章を暗唱してみたらなぜか泣かれる…ということを繰り返して参りかけていたとき、手放しでできること…そうだ歌を歌おうと思い、行き着いたのが、Youtubeでした。
まず、童謡を歌ってあげたくても、意外と知りませんでした。そこで、なるべく手放しでできることをと思い、子どもの昼寝中にコツコツYoutubeの童謡・唱歌動画をリストにして、自動再生し一緒に歌いました。こうすることで、パソコンの操作が最小限になります。他に子守唄用にポップスのカラオケも入れて練習してました(笑)
おかげで、童謡だけでなく「唱歌」も改めて知ることができて、勉強になりました。渡辺裕さんの『歌う国民』を読んでから、気になっていたのです。確かにむき出しのイデオロギーを感じないではないですが、古い日本語にも自然と親しめて面白いなと思いました。
今は、簡単な伴奏付きの楽譜を買って、親がピアノを弾きながら歌っています。